ギャラリー
地元の材料や職人とその技術が光る快適空間
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目の前に田園が広がる豊かな環境の中に、レストランと併設菓子工場、家族で宿泊できる離れ二棟がある
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夕方の様子
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三笠の町おこし活動と連携できる施設として建てられた
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これまでも多くの仲間と自然農での米や野菜づくり、料理探検などを続けていた鈴木さんたち。発展させた形の施設を考えていた
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レストランホールの様子
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レストランのカウンター
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地元に近い材料、職人とその技術を最大限に活かし、室内環境を良く保つ計画がなされた
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石窯と厨房。レストランホールの目立つところに設置するため、厨房の換気ファンで煙の逆流がおきないように、加圧式の換気を計画
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石窯で焼かれたピザは絶品
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イベントに向けての料理の様子
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宿泊棟である離れの外観
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宿泊棟は私たちが手掛けている住宅の基準そのままの断熱・換気仕様となっている
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宿泊棟の寝室
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宿泊棟の浴室
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完成後にこれまで参加した多くの仲間で林檎の苗木の手入れなどを行った
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建物周辺に北海道原生の樹木の苗木を植えているところ
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レストランで提供されるコース料理
COMMENT
岩見沢市栗沢でビオワイン作りに取り組んでいる中澤さんの家を設計して以来、ビオワインや、自然農に取り組む方たちと交流が始まりました。そして、2017年に三笠で農業を営む鈴木さんとスローフード仲間たちから農泊施設の相談を受けました。nn三笠市は町おこしに積極的で、農業高校の高校生レストランは特に有名ですし、冬は雪が豊富なローカルスキー場、夏は本格的なカヌーコース、温泉、さらに林業と魅力がそろっているところです。nn計画は「レストランと併設菓子工場。家族で宿泊できる離れ二棟」。鈴木さんたちは、これまでも多くの仲間と、自然農での米や野菜作り、料理体験、アウトドアスポーツ活動などを続けていて、発展させた形で施設を考えていました。nn建築も同様に、地元に近い材料、職人とその技術を最大限に生かすこと。レストランや宿泊室の室内環境が良いこと。華美にならないようにすることを、より強調した計画です。特にレストランホールの目立つところに薪を燃やす石窯を置くため、厨房の排気ファンで煙の逆流がおきぬよう、石窯の製造元からは煙突の先にチムニーファンを取り付けないと無理だといわれました。チムニーファンの欠点も知っていたので、加圧型の換気を計画し、実際にうまく働いているようです。nnこれまで他のレストランで食事したり、宿に泊まったりしたことがありますが、見た目が立派でも、居心地の良さを感じたことはなく、自宅や設計したお宅に泊めていただいたほうがはるかに快適に感じていました。そのような目に見えない、映像では伝わらない部分を、うまく伝えられたら良いと考えておりました。nn実際にオープンして半年たったころに、三笠を訪れ宿泊したシェフからわざわざ連絡があり、「レストランも宿泊棟もとても快適でした。私は空気感がとても気になるので、すぐに他と違うとわかりました」とお褒めいただきました。住環境に気づかれる方はめったにいないので、とても心強く思いました。